2001年7月21日 バンコク観光
今日は朝が早いので、昨夜携帯電話のアラームを5:30にセットして寝た。きっちり携帯電話が鳴動し目を覚ますが、何故か眠すぎる。すると奥方が「まだ3:30やで〜」と言う。携帯電話まで時差調整をしていなかったのである。再度就寝。
78階からの眺望
バイヨーク・スカイの朝食は、78階のレストランでバイキングである。
ヤシ農園
バンコクから水上市場までは1時間以上のドライブであり、その途中ヤシ農園に立ち寄る。ここでヤシのジュースを飲んだが、大変サッパリして美味しかった。
バンコクからここまでの道筋に、白い物が袋詰で積んであったのをたくさん目にした。タイ米を路上販売しているのかと思いきや、ガイドさん曰くそれは「塩」であった。どうも、バンコクから西に向かっているようで、このあたりは海からも近い地域であり、海水をくみ上げて塩を作っているそうだ。
ダムアン・サドアク水上市場
水上市場に向かう高速ボート乗り場に到着。ボートに限りがあり、早めに乗り場に到着し、ガイドが早く乗れるであろう列を見つけて案内してくれたが、列の前方の客が乗るのに手間取り、見る見るうちに何十艘ものボートが出払ってしまった。結局かなり遅れての出航となってしまった。
水上市場までは随分遠く、2〜30分はボートに揺られただろうか。その間、運河沿いの集落や森の中をひたすら走るのであるが、写真のような実際の住居や、川につかって洗髪をするおばさんの姿ありと、そこには作られたものではない生活そのものがそこかしこにあった。
そして、そう言った人たちの交通手段が運河を渡る船であり、生活用品を調達する場が水上市場である。上の写真左のように、本来のお店も見られるが、水上市場の中心(写真中央と右)は観光客向けのお土産中心となってしまっている。タイシルクなどの民芸品も数多くあるが、観光客ズレしてあまり安くなかった。ここでは象革製品が品揃えもよく、安かったように思う。
ローズ・ガーデン
水上市場からローズ・ガーデンに向かい、ここで昼食。ここの食事はなかなか美味かった。今回のガイドさんは正直な人で、「美味い」、「マズイ」をはっきり言ってくれる。と言うことは、日本人の味の好みをしっかりわかっているようである。
最初ローズ・ガーデンと言うので、バラのテーマ・パークかと思ったが、そこはタイ民族文化のテーマ・パークであった。左の写真のような脱穀具や古くからの住居モデルがあったり、古典舞踊、ムエタイ、バンブー・ダンスの実演などがあった。勿論、多数の民芸品お土産店もある。
最後に象のショウもあった。写真右のように、象の膝に腰掛けて写真を撮らせてくれる。勿論有料(20バーツ)。「蛇を首に巻いて」と言うのも有ったが、私は遠慮した。
夕食(タイスキ)
本日の夕食は「タイスキ」と言われていた。ひょっとして、「タイ式のスキヤキ」かな?もしそうなら、実体はそうではない。どちらかと言えば「水炊き」の方が近い。前に、マレーシアで食べた「スチーム・ボート」と同じで、日本のしゃぶしゃぶ用鍋(鍋の中央が煙突のように出ているやつ)にダシを入れ、魚介類や肉、野菜等を放り込み、醤油やコチジャンタレで食べるものである。これもなかなか美味かった。
この後バンコクへ帰り、ホテル近辺を散策した。近所のスーパーでお土産用のチョコレートを買ったり、その辺の屋台で服を買ったり大変楽しかった。フルーツの屋台でドリアンを見つけたが、チャレンジはしなかった。ドリアンで思い出したが、この辺のホテルのエレベータには「No Dorian」の文字が目に付く。やはり、こちらでも「ドリアンは臭い」ものなのである。
散策の帰りに、セブン・イレブンでアイスクリームと飲み物を買い込み、我々の部屋で少しお喋りをした。そして、メンバーは別のホテルに滞在していて、我々のホテルから「トゥクトゥク」(三輪自動車のタクシー)で彼女達のホテルに帰った。