第2日目 2003年3月22日
2日目は、台中観光から日月潭まで足を伸ばし、鹿港観光をして嘉義を目指す。
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ホテル7:15→台中9:00
5:45にモーニングコールがあり、バタバタと荷物をまとめ、廊下に出す。そうすればバスまではポーターが
荷物を運んでくれるのである。もし出し遅れた場合は自分で持って行かなければならないが、こんなに
バタバタするくらいなら、ゆっくり自分で持っていったほうが楽かもしれない。
27階の部屋から眺めた中壢の街並み
宿泊した「中壢中信大飯店」の玄関(←)とお隣の百貨店。
今回の専用バスと、入口にいる女性がガイドさん。
ガイドさんはとにかくよく勉強していて、よくしゃべり、我々は始終圧倒されていた。(↑)
中壢の町で見かけた「ファミリーマート」。「全家便利商店」とは良く言い当てている。
台中までの2時間は、ほとんどの人はスヤスヤおやすみでした。
宝覚禅寺9:30→10:00
このページのトップ画像「台中大仏」のあるお寺。
一番右が「日本人遺骨安置所」
どうみても、ぐうたら親父がその辺で寝そべっているような
こちら金ぴかの「ぐうたら親父」
参拝客に混じって、お供え物を使ってトロピカルフルーツの説明をするガイドさん。
罰がアタリそう。
1999年9月21日の大地震で設置された仮設住宅が今も残る
台中10:00→埔里近辺11:20
<檳榔(びんろう)>
今台湾ではこれが大流行している。台湾中の国道級の大きな道路脇には、そこかしこに
小さなガラス張りの「檳榔ショップ」がある。「檳榔」とはある種の椰子の実に石灰(だった
かな?)を仕込んで、何かの青い葉っぱで巻きつけた大きさ、3cm程度の粒である。
車のドライバーがチューインガムのようにこれを噛みながら運転するそうである。
だから大きな道路の脇にショップがたくさんあるのである。昔は普通の店の軒先で
売っていたものが、お客のほとんどが男性ドライバーと言うこともあって、どんどんその
販売合戦がエスカレートし、今では若い女性がセクシーないでたち(↓)で売る
お店が増えたと言うことらしい。
バスの運転手が気を利かせて「檳榔」を一袋(4〜5個)買って、その女性をバスの中まで
招き入れてくれた。私は先頭座席にたまたま座っていてラッキー?だった。
そしてガイドさんが「檳榔」の試食を進めてくれた。「自信の無い人は止めて」と言われたが
折角の勧めを断るのももったいないので試すことにした。見た目は「青いどんぐりの大き目
(3cmくらい)のものが、笹の葉っぱのようなもので巻いてある」と言う感じで、それを恐る恐る
口にほおばる。思い切って噛み締めると、青臭い香りが口中に広がる。噛み締めるうちに
じわじわと青臭い汁が出てきて、何か口の中がボヤーッとしびれる感じになり、やがて
体が火照るように熱くなってきたが、お酒に酔う感じとはまた違う。そういう状態が15分位
続き、後は青臭みと、植物の繊維だけが口に残った。残念ながらそれで何が嬉しいのか
良くわからなかったが、やりだすと病みつきになるのだろうか、それともこのセクシー
女性が目的なのか??。右は夜の「檳榔」ショップ
埔里近辺の土産物屋さんの2階の食堂で昼食。メニューは「田舎料理」とのことだが
たくあん、味噌汁、たけのこの炒め物などに混じって、エビフライなどもあり、「田舎料理」
と呼ばれる所以が良くわからなかった。そして出口でデザートのバナナが一本づつ配給された。
埔里近辺12:20→日月潭13:00
もう日月潭までは目と鼻の先で、バスに揺られて30分、13時過ぎには湖が見えた。
玄奘寺、文武廟参拝13:20→14:20
<玄奘寺>
玄奘寺から眺めた日月潭
この辺りが大地震の震源地近辺。その爪あとの修復が今も続く境内。
三蔵法師縁のお寺で、お堂には舎利が祀ってあった。右端は「慈恩塔」だと思う。
<文武廟>
文武廟も修復工事中。
赤獅子の迎えで境内に入ると、野性のマンゴーが境内に自生していた。
修復中の絵師さんとご本尊(孔子か孟子か子思か?)。
文武廟から日月潭を望む。向こうに見える島が孔子が祀られている光華島。
日月潭14:20→鹿港16:10
バスの車窓より、鹿港の街並み。左は「章魚小丸子」と書いてあるが、何を売っているのか?
鹿港観光16:20→17:25
鹿港(ろっこう)とは、昔(100年くらい前?)
「一府(台南府)、二鹿(鹿港)、三艋舺(万華)」と言われ、
台湾三大都市のひとつであったそうな。
(ガイドさんの受け売り)
バスを降りて天后宮に向かう。右はお土産菓子のお店だろうか?
<天后宮>
台湾最古の廟。海の女神「媽祖」が祀られている。
境内風景。
<龍山寺>
鹿港一の名刹と言われるが、どうも改修中だったらしくその面影を捉えることはできなかった。
この日は「媽祖」の生誕日とかで、境内で食事が振舞われていた。参拝客が観光客の私たちにも
「食べろ」と人懐こく勧めてくれ、「よばれてみようかな」とも思ったが、もうあまり残っていないのと、
夕食前だったので丁重に遠慮した。
台湾の人たちは、追いも若きも信心深い。
境内の池には綺麗な蓮の花が。
鹿港17:25→嘉義19:20
鹿港からまたバスの長旅で今夜の宿泊先の嘉義に向かった。
今夜の宿になる嘉義の「中信大飯店」のエントランスとロビー。
夜にぶらっと散歩に出かけたが、あまり楽しそうなところも見当たらず、近所のスーパーに
入って、お土産用のキャリーバッグを一つだけ買ってホテルに帰った。その道中でこんなもの
を見つけました。「UFOキャッチャー」ならぬ「かにキャッチャー」であった。蟹は上海ガニ
だろうか?誰かトライするところを見たかったが。
明日もまた7時にモーニングコールなので、早々に就寝。