2006年3月25日(土)(第一日目)

 今日は10時半の飛行機なので、8時半には関西空港へ行かなければならない。自宅から関西空港までは余裕を見て2時間なので、6時過ぎの電車には乗らなければいけないということで、5時起きで活動開始である。上の画像は関西空港を離陸して15分程度で神戸沖上空を通過の様子。2006年2月16日に開港したばかりの神戸空港が見えた。

 

 

赤字は日本時間で、以外は現地時間

区間 交通便 時間 コメント
JR南草津→京都 普通 6:076:27 いつもの通り格安チケット店で回数券などを購入
JR京都→関西空港 特急「はるか」 6:468:14

関西空港→

青島流亭国際空港

全日空

NH157

10:30→12:20

関西空港から青島流亭国際空港まで2時間30分。

時差マイナス1時間。

青島に着いたらいきなり

青島流亭国際空港→小魚山公園 バン 13:00→14:00 小高い丘の上の公園。上のタイトル画像のように海水浴場がきれいに見える。
小魚山公園→基督教堂 バン 14:18→14:23 左の小画像のオシャレな教会。鐘楼内部に入って
基督教堂→桟橋 バン 14:35→14:40 青島のシンボル・スポット
桟橋→花石楼 バン 15:10→15:20 新婚カップルがウジャウジャ。果たして何をしているのでしょうか?
花石楼→茶芸店 バン 15:35→15:40 パッケージツアーお約束のお店である。
茶芸店→ホテル バン 16:15→16:30 ホテルもなかなかのもの。立地は最高(奥様向け)
ホテル→レストラン「燕京」 バン 17:25→17:33 メニューは海鮮しゃぶしゃぶ
レストラン「燕京」→ホテル バン 18:45→18:50 部屋に戻らずそのままカルフール
ホテル帰着   20:30 今夜はカルフール偵察のみ

 

 

 

出 発

 

 

早朝6時過ぎに南草津駅へ。1本前の関空特急「はるか」を見送った。

いつもの通り、天気はまずまずである。

京都駅で関空特急「はるか」に乗り換えて、順調に関西空港に到着。旅客は多少は多かったが、比較的早く出国手続きを終えた。我々が乗るのは10:35QINGDAOのNH157である。

 

 

雲一つない晴れ空を、快適な空の旅

 

 

今回お世話になるNH157の機材。B767-300かな?

神戸沖を過ぎると加古川沖の工業地帯。

手前から東新島(三菱重工)、新島、金沢町(神戸製鋼)。

 

釣り人にはおなじみの瀬戸内海の釣りポイント。

姫路沖右から男鹿島、家島、坊勢島、西島。

こちらは小豆島内海湾。

 

あっという間に岡山市湾岸部。 またまたあっという間に本州を横断して、雪を頂く大山から米子市内、日本海。

 

きれいな弧を描く米子市弓ヶ浜、左下は米子空港。

サーモン照焼きの機内食。撮影するのを忘れ、食べ終わる寸前のお見苦しい画像で失礼。2時間半のフライトで出される機内食は、いつもながらあわただしい。

 

 

 

 無事青島流亭国際空港に着陸したはよいが、到着スポットが空いてないとのことで、滑走路上で10分程度停止して待つこととなった。そして、やっとのことで降機のアナウンスで降り始めたが、なんとタラップで滑走路上に降りてバスで移動すると言うものだった。これなら、別にどこでもよかったのではなかろうかと思うが、そこにも色々な事情があるのだろう。その後、入国手続きも順調に終わり、到着出口で添乗員を探そうと思ったら、いきなり私達家族3人の名前が目に飛び込んできて、すぐに落ち合うことができた。・・・でも、”なぜ私達3人の名前だけ”がプレートに書いてあるのか???そう、ツアー・メンバーは私達家族3人だけで、本当の家族旅行になったのである。いきなり、かなりラッキー!!である。

 

 

 

 市内観光の最初のスポットは、町を見下ろす小高い丘にあるこの公園である。

 

 

小魚山公園の入口。

100年ほど前(1898年)から、ドイツ人がこの町を開発したので、

このように欧風リゾートを思わせる景観となっている。

 

小魚山公園の一角にある八福神の絵。

この町並みをゆっくり散策したかったが、そこまでの余裕はなかった。

 

画像はもやがかかっているが、曇っているのではなく、

霧が多い街のようだ。中央右手にテレビ塔がうっすら見える。

公園の展望塔最上階から第一海水浴場を望む。

 

公園の展望塔最上階から桟橋方向を望む。

湾内右手からうっすら伸びているのがこの町のシンボルである桟橋。

公園内の土産物屋。

 

 

 

 小魚山公園のすぐそばにある、100年前にドイツ人によって建てられた基督教堂。

 

 

左の鐘楼と右の礼拝堂から成る。

鐘楼内部の時計機械部分。この画像をクリックすると、2時半を知らせる鐘が鳴る様子を動画で見ることができます。ちょっとラッキー!だった

 

 

 

記念に頂いた絵葉書だが、日本では使えない。

 

 

 小魚山公園から見えた桟橋である。青島の代表的な観光スポットなのではあるが??

 

 

桟橋を岸側から望む。1891年清朝政府によって建造され、その後ドイツ軍やその後の政府によって延伸され今の440m、幅10mになったそうな。

この地区にもこう言う建物が立ち並ぶ。

 

沢山の観光客が桟橋上を往来する。正面左手の島が小青島で、青島の名前はこの島から命名されたらしい。

先端の建物は「回瀾閣」と呼ぶ八角亭。土産物売り場になっていた。

 

桟橋の先端から岸側を望む。(桟橋を挟んで右側)

桟橋の左側は、人口700万人の大都市だといわんばかりに、

高層ビルが立ち並ぶ。

 

桟橋の先端では釣りをする人もいた。釣り好きの私としては、こう言う日本では見たことの無いタックルが気になる。

岸側に戻って歩くうちに、こう言う胸像も見つけた。

 

 

 

 桟橋から車で数分、周囲にやたらタキシードにウェディング・ドレスに身を包んだ新婚さんらしいカップルが沢山たむろしている。場所は八大関地区。この辺はどうも新婚カップルの聖地のようで、ここかしこに花飾りの車や、カメラやビデオで撮影しているカップルがいた。

 

 

こう言う花自動車もあちこちで見かけた。

お月さんに乗って目と目で見つめあう二人。

上のは愛のキューピット?なにかしんどそうに見える。

 

こんなところで釣竿やリールなどを売っていた。

4〜5日何の予定も無く滞在するなら、迷わず買ってその辺で竿を出すだろう。

いかにもリゾート地らしいきれいな貝殻細工も、こんなところで売っていた。

 

沢山のカップルを見たが、なぜか新婦が若くてきれいななのに、新郎は髪の毛が薄かったり、オッサンみたいなのが多かった。

石積みの花石楼の正面玄関。

 

正面玄関でも絶え間なく撮影。

この人ごみは、新婚カップルとその祝い客やカメラマン。5組以上のカップルはいただろう。

 

花石楼の内部には、100年前の調度品が陳列されている。

 

「はーい、幸せそうに歩いてきて〜」と言っている様な。

 

 

 

パッケージ・ツアーお約束のお土産屋さん訪問。

 

 

 いつものとおりお茶の説明を15分くらい受けて、お腹がチャポン・チャポンになったあたりで「これがいくら、あれがいくら・・」と言う説明に入る。これのおかげで格安ツアーが成立しているのだから大人しく聞いているが、本心は「買わないのに申し訳ない」と言う思いと、「3人いるけど財布は一つしかないんだよお〜」と叫びたい気持ちでいっぱいであった。ガイドさんにも申し訳ないので、飲みもしないであろうお茶の、安いパッケージを一つだけ購入。同じものがその辺のスーパーで半額以下で売っていたりもするが。。。

 

 

 

本日の予定の観光は終えて、二泊お世話になるホテルに到着。

 

  

なかなか立派なフロントである。 部屋の窓からは、ビルの隙間からではあるが海が見える。

部屋の中もこんな感じで、快適であった。

 

 

 

夕食はレストラン「燕京」でしゃぶしゃぶ料理。

 

 

夕食のレストラン「燕京」の入口

ここではやっぱり「青島啤酒」。

 

 東南アジア各地で「しゃぶしゃぶ」と名のつく料理はいくつか食べたが、まず満足するものには出会えなかったが、ここのはそれなりに満足であった。食材は羊肉の薄切り2種、白菜、あさり、野菜(菊菜のようなものともう一つ。これが結構美味かった)。タレも、少しクセ(何の問題も無く許容範囲内)はあったが、美味かった右はレストランの手拭セットのカバーである。中国ではこう言うのがよく配られるが、有料のときもある。

 

入口のイルミネーションは結構派手。

 

 

<奥様向け>

 

今回のホテルの目の前が大きなスーパー”カルフール”である。それを知った奥様は嬉々とした表情であった。

 

  

ホテル前の道を渡るとカルフールが・・ 1階にはこう言うお店もあった。姫りんごのようなものの「りんご飴」みたいだが、3人で一本食べられなかった。

きれいなデコレーション。ケーキ。

  

トンソクだったかな。 こちらは「あひる」みたい。

海鮮食材もいっぱい。

  

これは淡水の鮒(ふな)みたいだが。 これは明らかにワタリガニ。

これも明らかにスッポン。

  

ニョロニョロはドジョウだが、隅のほうにはカエル。 無造作にヒラメも。

美味そうな伊勢海老。

  

サラミ・ソーセージ・・だと思う。 フルーツもふんだんにそろっている。

フルーツの王様”ドリアン”。「一度チャレンジしてみよう」ということで一度はカゴに入れたが、まだ一泊目で部屋が臭くなると嫌なので返品。

  

 

乳製品も所狭しと積み上げられている。 これはクッキー類みたい。

インターネット・スナック?

 

 

 

買い物を終えてホテルに帰着。今日はほんの「試し買い」。

 

 

スーパー前からホテルを見上げる。

今回の購入品は左からマンゴー、牛乳、インターネット・スナック(普通のスナック菓子。何がインターネットか?)、ドラゴン・フルーツ。牛乳には「都市伴侶」と書かれているが、「持ち運びできる」という感じかな?

 

品名 中国元 日本円
マンゴー 4.5元 67.5円
牛乳 1.5元 22.5円
インターネット・スナック 2.5元 37.5円
ドラゴン・フルーツ 5.67元 85.05円
こうしてみると、フルーツが結構高い。

本日はとりあえず牛乳とマンゴーを飲食して就寝。

そうそう、そう言えば夜遅くドア・ノックがあり、恐る恐るドアを開けてみると、「フルーツをどうぞ」と言う雰囲気だったので、「フリー?」と確認して受け取った。内容は洋ナシとりんごとオレンジ。

 

3月26日へ

戻る