2001年7月19日 出発〜アユタヤ観光
出発
関西空港にて、今回搭乗した「憧れのシンガポール航空」(SQ973)機(B777)。
昨年秋の米国旅行でノース・ウェストを利用したが、それと比べてギャップが大きいだけに感動ものであった。
・ 乗務員が洗練されていて、気持ちの良いサービス
・ 機材がきれいで、足元も広くて、ヘッドレスト、フットレスト付き
・ 全シート液晶画面が付いていて、好みの番組を見ることができる(ゲームも可能)
到着
バンコク近くで下を見ると、川の色が茶色い。この辺の川はみなこういう色をしている。
シンガポール航空もタイ空港ではよそ者か。タラップで飛行機を降りるのも、20年前のニューカレドニア以来だ。
暑い日差しの中、バスで到着ロビーへ。
合流
バンコク空港からアユタヤに向かい、今回のツアー・メンバー(半日前の便で先着)とホテルで合流。
こういうツアーは、ツアー・メンバー次第で良くも悪くもなるものだが、メンバーと合流するや否や、その不安は消え去った。
京都からの若い女性二人連れ(上の写真右側2人)ということで、関西人のノリで初対面にもかかわらず旧知の友のように打ち解けてしまった。
また、ガイドさんも気さくな女性で、加えて4人だけのツアーと言うことで、今回の旅はまさしく珍道中になった。
ワット・プラ・マハタート
基礎になっていたレンガ積みだけが残される寺院跡。
寺院跡には無数の仏像があるが、全て仏頭が無惨にも落とされている。恐らくそのひとつが、長い年月をかけて菩提樹の幹に抱かれたものであろう。ここでは上の写真のように、仏頭より頭を高い位置にして撮影することは許されない。この撮影の前に、立ったままで撮影しようとした人が、近くにいた警備員に注意されていました。
広大な敷地に無数の仏塔や寺院跡が残され、アユタヤ時代の名残を残す。
無数の頭部の無い坐像
ワット・プラ・スィー・サンペット
歴史には疎い私でさえ、境内をゆっくり散歩していると「在りし日のアユタヤ時代」を髣髴とさせる空間である。
「時間さえあれば、菩提樹の木陰で、何時間でもここにいたい」と言う気持ちにすらなる。
象乗り
アユタヤ郊外での象乗り。アユタヤ市内の象乗りは、アスファルトの街中を歩くだけのようだが、こちらは30分間みっちり、上の写真右のように、ぬかるんだ草むらを歩いたり、川を渡ったり、寺院の境内を散策したりでバラエティーに富み楽しいものであった。これで500バーツは安いと思った。
また、旅の終わりに感じたことだが、ここの土産物店は広くはないが良い物が置いてあり、一番安くて良心的だった。(元から安い値付けで、他と同じように値切っても無理)
夕食
18時ごろからレストランで夕食。レストランの人も巻き込んで「乾杯!」。
タイ料理のような、中華料理のような。でも美味しかった。(トムヤンクン以外)
遺跡ライトアップ
遺跡寺院のライトアップ。中には入れず、遠くからの見物たが、なかなか幻想的で見応えがあります。
この撮影だけのために三脚を持っていきました。
クルンシー・リバー・ホテル
今日は朝早くから長い一日で(時差2時間分も含めて)やっとホテルへ。ポーターに薄暗い廊下を連れて行かれるときには、「エライ奥まったところで、どんな部屋かいな?」と不安になったが、扉を開けるとそこにはなんとカウンター付きの広い部屋が待っていた。
バスルームも、浴槽もひろく、シャワールームが別にある。大満足だったが、疲れた所為か即座に爆睡と相成った。