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第4日目 2003年3月23日
4日目は、高雄から台北までの鉄道による大移動。
私たちの乗った特急「自強」1008号。
鉄道ファンの私にとっては、今回の旅の楽しみの一つであった。
＊小さい画像はクリックすると大画像が表示されます。
＊最大画面でご覧ください。
高雄市内
今朝も5：45のモーニングコールで起床。ホテルのベランダから朝の高雄市内（←）
と市内にそびえる高層ビル。（→：ホテルから高雄駅までのバス車窓より）
高雄駅7:40
高雄駅コンコース風景。SARSの影響か、マスク姿もちらほら（←）。
プラットホームのことを「月台」と書くようだ（なるほど）。
車内風景は一見きれいに見えるが、このページのトップ画像を見ても判るように、
かなり古い車両だった。我々は先頭車両。右の画像のように切符を網棚のところ
にセットしておくようだが、誰もしていなかった。↓が切符。希望者は持ち帰り可能。
時刻の下に「９車０６號」「９車０８號」と書いてあり、夫婦で参加しているのに
席が離れているのかと思いきや、前列左から席番号が、１・３、２・４、２列目が
５・７、６・８と言う振り方がしてあり、６と８は前列から２列目の右側２席の隣同士
と言うことになっている。これから４時間半以上の旅に向けて、音も無く
定刻（８：００）に発車した。
嘉義駅にて阿里山鉄道の看板が見えた
台中駅風景（←）と電気機関車牽引の列車。
下り自強号とのすれ違い（←）。この列車の終着駅は台北ではなく、次の松山駅。
台北
台北駅12:40
台北の男性トイレに張ってあった注意書き。何となく判るでしょう（←）と台北駅概観（→）。
台北でお世話になる専用バス。右は昼食レストラン近辺の街並み。
ほとんどの住居の窓やベランダは防犯用に鉄格子が付いている。
昼食13:00→13:30
昼食はレストラン「鐡木真」にてモンゴリアンバーベキュー。自分で食べたい肉や野菜、
何と調味料まで選んで容器に入れ、中央画像の調理人のところまで持ってゆくのである。
「お好みのものを、お好みの味で」と言ったところなんだろうが、台所に立つことの無い
私にとって、何を組み合わせたら美味いのか、ましてや調味料まで言われると
「どないせぇ、ちゅうねん！」（どうしろと言うのか）
と言う感じで、わずらわしいだけのシステムだと思った。その上時間が押していて急がされ
「どうにでもなれ」と言う感じで調理人のところまで運んで、急いで食べた。
「味？ようわかりまへん」
烈士堂14:05→14:35
衛兵の交替式。アメリカ、アーリントンの衛兵交替も見たことあるが、
こちらも結構ショー的要素も交えて、見ていて気持ちよく、楽しかった。
国立故宮博物院14:50→16:00
世界四大博物館の一つと言われる博物館で、中国の歴代皇帝のコレクションが
６２万点所蔵され、常時６千点展示されているらしい。
入場券
博物館の３階から１階まで、ガイドさんのここぞとばかり、烈火のごとき説明を
聞きながら、駆け足で下りてきた。その上この博物院所蔵の宝物の数々は
撮影可能とのことで、撮影もしながらだったので、とにかく忙しかった。
以下にその数々の画像だけですが紹介しよう。
金細工の装飾品や簪
見事な金細工の曼荼羅
左は皇太子のおもちゃだったかな？右はたいそう凝った象牙の装飾品。
中には穴より大きな玉が入っている。
玉石で作られた白菜。よく見れば葉っぱの青い部分に
キリギリスのようなバッタがとまっている。私のお気に入り。
本当にそんなに昔のものだろうか？
中正紀念堂17:20→17:50
蒋介石を記念して１９７５年に建設された。
大忠門と蒋介石像。ワシントンのリンカーン記念館のリンカーン像（→）と酷似？
蒋介石の愛車？（←）。紀念堂前広場と、台北一高い新光ビル。
総統府17:55
バスの車窓より撮影
ショッピング18:10→18:25
お土産屋さんとお茶屋さん。このお茶屋さんで、TVで宣伝されていた、
花粉症に効く「凍頂茶」を購入。花粉症の人へのお土産だが、本当に効くのかな？
夕食18:45→19:15
今夜の夕食はご覧の通り飲茶料理。さて撮影しようかと思ったら、すでに
もぬけの空でびっくりしたが、よく見れば銘々の皿に取り分けた後だった。
食後にもう一軒ショッピング
台北圓山大飯店21:00
なんと豪華で広いホテルロビー（24日早朝に撮影）
外観は高雄の圓山大飯店を一回り大きくしたもの。
部屋の中は、高雄とベッドカバーや調度品が少し違って、少しモダンな雰囲気。
士林市場21:30→23:00
今回の旅は、早朝から夜遅くまでのスケジュールで、「海外旅行での楽しみと
言えばやはり自由行動」と思っている私には不満であった。そこで台湾最後の夜になる
今夜は何としても出かけなければと思い、ツアーメンバーのご夫婦と連れ立ってこの夜市
に出かけた。ここはホテルから車で十分程度で、タクシー代も１００元程度で到着。
近辺に近づくとやはりものすごい人だかりで、中国や韓国のそれよりも一段とにぎやかな
もので、すごいパワーを感じた。買い物は少し小物を買った程度だったが、その辺を
うろうろ見ているだけでも十分楽しめた。（治安もほとんど心配はいらないが、財布など
貴重品には十分注意すべし）