[No.2895] 選区ステーション 投稿者:831列車  2002-09-11 (水)  20:19

佐々木様、集計・編集御苦労様です。
「こんばんは。選区ステーション、釜ヒロシです。今晩は佳境に入った『お気に入り機関区選出』の状況分析を引き続いてお送りします。今回は九州地区の選出経過です。なおこの度の選挙(区)は一回でもノミネートがあれば当選、ということになりますので、複数あるいはトップから3位ぐらいまでに入った状態を当確・当選として表現していきます。それでは九州地区取材の庫野さん、お願いします。」

庫野「はい、九州地区担当の庫野ハチ六です。11日現在九州内から選ばれているのは13の機関区(運転所・駐白所含む)で全国ベースで見ると役20%となっております。これも晩年まで煙が絶えなかったSL王国・九州で皆さんの記憶や思い出に残っているものが多いことが原因と考えられます。」

釜「各政党(管理局)別ではどんな感じでしょうか?」

庫野「門鉄局からは若松・直方・行橋・後藤寺・西唐津の5区、分鉄局からは柳ヶ浦と大分の2区、熊鉄局からは熊本のみ、そして鹿鉄局からは鹿児島・吉松・都城・宮崎・志布志の5区となっていますね。」

釜「選出理由や傾向などはどうでしょう?」

庫野「はい、北九州ではやはり石炭産出地の筑豊地区の機関区の強さが目立っていますね。反面パシフィック機や特急(ブルートレイン)牽引などで有名だった西九州地区は若干無煙化が早かったこともあってか馴染みという点では遅れをとったようです。松浦線などでノミネートが期待された佐々や早岐はまだ名前があがっていません。また幹線筋でも大型機の淘汰が進んでいた鳥栖なども苦戦しているようです。そして名門の門司(旧・大里)・門司港もブームの頃は主に日田彦山線のC11とD51になっていましたから、個性派揃いの他区の中で埋没してしまったような感じです。」

釜「ほう、このあたりは今後の投票者如何によってまだ変化するかもしれませんね。大分地区は少ない様ですが・・・?。」

庫野「ええ、もともと動力車、特に蒸機配置区が少ないこともあるので順当といったところですが、D50・D60が最後まで頑張っていた柳ヶ浦の健闘が光っています。また区自体は廃止になった久しいのですが、貴重な扇形庫の遺構と長くキハ0741を保管していた豊後森区と、地味ながら九州最後のD51配置区となった南延岡区などの今後の動きが注目されます。」

釜「一方、南九州は強いですね。」

庫野「幹線筋の大型機が消えても人気機種配置の多かった鹿児島、C58&C11の志布志、南国パシフィックの牙城・宮崎、都城といずれ劣らぬ豪傑揃いですから・・、また山里の吉松の人気が高いのも評価できます。ただ大畑ループと矢岳越の人吉とD51の里.出水はどうしたんでしょう?」

釜「ありがとうございました。まだ締め切りまでには時間がありますので今後劇的な変化があるかもしれませんので注目していきたいと思います。ではできるだけニュースを・・・。」
[No.2860] 選挙速報風? 投稿者:831列車  2002-09-06 (金)  12:57

私の心の中のことでして・・・。
「近畿・北陸1区 定数1(開票率80%)、ここには多くのベテランや有名(撮影地・カマを所有)な方が候補にあがっております。定数1のため最後は亀山(三重 天鉄[前])、梅小路(京都 大鉄[前])、敦賀一(福井 金鉄[前])の3区に絞られました。名門の吹田・鷹取や、人気の竜華・福知山など他の多くの区は追い上げ及ばず苦戦しております。亀山は加太越えの基地、撮影の至便さや名古屋のカマの応援もあり健闘、敦賀一は往年の柳ヶ瀬や杉津越えで活躍したD51の基地としての実績が評価されましたが、今は小浜線のC58数両のみとなった少々応援が少ないのが気になっています。結局、幹線筋の大型機を抱え、また由緒ある古都・京都にふさわしい優美な名称と、現在も動態保存機を有して煙の絶えないという「現職の強み」を発揮している梅小路区がすべりこみそうな勢いです。」・・・とまあ、こんあ具合で頭の中で想像しながらノミネートをしたわけです。もっとも地区別に何両選出という考えにこだわった訳ではありませんが。
[No.2848] 祝18000 投稿者:831列車  2002-09-05 (木)  12:12

たぶん今日中には到達すると思うので・・・。
「お気に入り機関区」の開催に賛同頂きありがとうございます。集計などで草津給炭水場長さんにお手数をまたかけてしまうかもしれませんがよろしくお願いいたします。

またノミネートの条件で「支区・駐泊所は除く」としましたが、あくまでもアウトラインですので、やはり思い入れのある場所については選出いただいて一向に構いません。蒸気機関車が憩っていた小スペースとなると数があまりにも多いので選出に迷うかな?と判断しただけですので深い意味はありません。ただ「機関区」というくくりの方がいいかなと思ったのでこのへんは参加の皆さんにお任せです。

燕号さま
それぞれの機関区でのエピソード、楽しく拝見しました。個々のこういった体験話も大歓迎ですし、蒸気機関車と庫、そしてそこに働く鉄道職員、訪問したファンなどの姿もまたあの時代を証明するものになっていくことでしょうね。
[No.2840] お気に入り機関区(の提案) 投稿者:831列車  2002-09-04 (水)  21:03

ちょっと停滞気味の物苦労夢大学の人気講座、皆さんお忙しいので当然ではありますが、久々に「お気に入り○○」の提案です。機関区(支区や駐泊所は今回は除く〜草津駐泊所さんすみません)のお気に入りなんてあるのかな、と考えた時、蒸気機関車の似合う区、歴史や由緒ある区、あのカマが主だった区などやっぱりありますね。特に蒸機時代にはこだわりません(横川などもあるので)が、ひとつ懐かしの機関区お気に入り、ということでどうでしょう? 賛同の方がおられない場合は没で結構ですが、一応言い出しっぺのベストをあげておきます。北から順に・・・。
名寄区(名) 庫は扇型
最果てに近く、宗谷.名寄・深名の集まる要衝にあり、峠越えや雪深い朱鞠内へ向かうベテランの9600、そしてD51などが晩年まで活躍していた。

北見区(北) 庫は扇型
道東のC58が最後まで頑張った区。美しい戦後形C58や右運転台の9600、常紋にも入っていたD51などメンバーも整っていた。

会津若松(会・會) 庫は扇型 *名称は運転所、管理所の時代もあり
かつては大型機も多く配置されていた歴史ある区。晩年のC11中心の時代の方が馴染みがあるが、それだけファンに愛され、また区の方々の親切な応対が心に残る機関区

木曽福島(木) 庫は扇型
お馴染み「木曽路のD51」の故郷。駅のホームから見えて撮影も楽、いついってもD51やC12が煙をあげていた。

梅小路(梅) 庫は扇型
山陰京都口最後のC57の美しいC57、そして東海道.山陽のカマを預かった由緒ある区。もちろん動態保存機関区としての意義も忘れてはならない。コンクリート製の給炭装置は残して欲しかった。

浜田 (浜) 庫は煉瓦造りの矩形
山陰の要衝、晩年はD511やC575などの有名機も配置。美しい煉瓦造りの庫も最近取り壊されてしまったが、特に思い入れのある区。

小郡 (郡) 庫は扇型
幹線筋の大機関区の代表として選出。蒸機黄金時代はC62やD52ほかの大型機が配置されたり立ち寄ったりしたため、扇型庫・ターンテーブルを2つも備えていた。晩年はC621の保管の歴史があり、そして今でもC571が休息する「煙の絶えない」機関区である。

直方(直) 庫は扇型
筑豊の拠点、石炭と蒸機の似合う庫、跨線橋から手軽に撮影もできた。9600・D50・C55・C57・C11・D51・D60・8620・・・、蒸機晩年でもこれだけの形式を写せた、まさに煙の似合う機関区であった。

吉松(吉) 庫は矩形
「蒸気機関車の里」というのにふさわしい山里の鉄道の町にあった。配置はそれほど多くなかったが、こじんまりとまとまっていた。矢岳を越えて来た人吉のシェルパ・重装備のD51、美しい流改機が最後まで残ったC55、吉都をのんびり走ったD518・18のナメクジコンビ、C55の後を継いだC57、そして南国に残った国内ファーストナンバーの91号や最後の最後まで頑張ったC56たち・・・。

宮崎(宮) 庫は火災後に建てられたトタン風の矩形
南国宮崎のホームから盛んに煙をあげている機関車を撮影できた駅隣接区。庫やスペースなどはいまひとつだが、とにかく「これが蒸気機関車の配置されている区だ!」ということを最後まで印象付けてくれた区だった。

番外
追分(追)
何もいうことはないでしょう。日本最後の蒸気機関車の配置区となったファンには忘れられない機関区。不幸な火災にも負けず、今もカマを保存し、鉄道のそして蒸機の歴史を語り継いでいる区である。

以上10機関区+1でした。絶対外せないあの区この区もあえてきっての選出でした。 こんな感じでいかがでしょう?

 

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