四日市港線 末広橋梁

 

 

平成14年3月26日 吉野富雄様

 

吉野富雄様 さて、本題の「お気に入り鉄橋追加」ですが、JR貨物四日市港線の「末広橋梁」をあげさせていただきます。ご存じの方も多いとは思いますが、現役唯一の可動橋(船が通れるように普段は橋桁が跳ね上がっていて、列車通過時のみ橋桁が降りる)で、国の重要文化財にも指定されています。

 

コメント

 

isobe201様 可動橋という意味では、ずいぶん昔に可動でなくなったようですが、和田岬線の和田旋回橋も電化後も今なお現役です。(ピクトリアルによると、いつ固定にしたのかは判らないほど昔の事らしいですが、人力で転車台のように旋回させたとの事です)
脱線しますが、肱川河口に架かる長浜大橋(道路橋)は日本唯一のバスキュール式可動橋で、現役です(但し開閉するのはイベントのときだけらしい)。「肱川あらし」の長浜大橋の風景はTVで見たことがありますが、何かの機会に見たいもののひとつです。

末広橋梁はネットでも数多く検索出来ますが、1931年竣工の山本式跳開橋(山本工務所製造)で、ピクトリアル誌によれば、前後のプレートガーダーも錬鉄製の大変古い貴重なものだそうです。
鉄橋の素材として錬鉄(炭素の含有は極めて少ないが、鍛錬して作るので手間がかかるし、大型のものを作りにくい)の時代から鋼鉄(炭素の含有が錬鉄と鋳鉄の中間で、加工に優れた素材)の時代へ、さらに最近では耐候性鋼を裸使用と推移しています。(耐候性鋼は安定錆を発生させて、それを保護膜にして、塗装を省略し保守作業をより少なくする)

そういえば、「お気に入りの鉄橋」には耐候性鋼の橋梁がひとつもあがってませんが、やはり近代的とはいえ、錆だらけの橋よりも、古式ゆかしい橋のほうが人気はあるのでしょうね。

 

 

 

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