準々グランプリ

 

会津線(現・会津鉄道) 闇川(くらがわ)橋梁

 

1974年10月 会津のけむり様

 

会津のけむり様 上三寄〜桑原間にあるクラ川の鉄橋。旧道のアーチ形コンクリート橋の後方上に架かるアンダートラス橋だが組み合わせの景観が好きだった。
831列車様 どれが一番ということはありません。種類も豊富、景色も四季を問わず見事、まさに唱歌の「鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな」のフレーズを味合わせてくれる区間です。

 

コメント

 

isobe201様 斜材が一定の方向を向いた、バランスドアーチ橋を半分に切ったような奇妙な形状の橋梁で、「はねだし桁つきプラットトラス」という形式だそうです。1934年竣工、全長51.6mですが、闇の名前通り鬱蒼と茂った樹木に遮られて全景は見ることが出来ません。
トラスの設計は荷重の計算などに大変な工数がかかるため、長らく「標準設計」と称して、100フィート、200フィート、300フィートの標準品を現地に適用する方式でしたが、この頃から現地の実情に合わせて個別に設計・製作するようになったようです。このような一風変わった橋梁をここに適用したのは、資材の運搬に片側からしか入れなかったからと何かの本に書いてあった記憶がありますが、どの本だったか??残念ながらすぐには見つかりませんでした。(この記憶についてはあまり自信はありません)

 

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