[No.2708] 思い出の鉄橋は、 投稿者:会津のけむり 2002-07-30 (火) 00:34 <URL: http://www.asahi-net.or.jp/~aj4s-ski/> やっぱり故郷の鉄橋でしょう。 10代の頃何度も通った思い出の鉄橋から 1.会津線(現・会津鉄道)上三寄〜桑原間にあるクラ川の鉄橋。旧道のアーチ形コンクリート橋の後方上に架かるアンダートラス橋だが組み合わせの景観が好きだった。 2.会津線は桑原にあった第一大川橋。高い橋脚が特徴的なガーター橋だったが1986年下流に大川ダムが完成し現在ではダム湖に消えた鉄橋。 3.会津線は桑原〜湯野上間にあった第二大川橋。「寝覚ガ淵」に架かるアンダートラス橋。この景観は会津線で一番すばらしい所だったが大川ダム完成により取り壊されてしまった。 4.只見線檜原〜西方間にある第一只見橋。有名なバランスドアーチ橋だが完成当時は渓谷の上を渡る高森線第一白川橋のような鉄橋だったという。柳津ダムの完成により現在のような緑々した川面の上を走る景観に変わった。 完成当時の写真を見てみたい。 isobe201様。 ご教授ありがとうございます。そういえば金沢大の教授が全国に残る古い鉄橋の研究をしているようですね。何か聞いてますか? 少し横道にそれるが、元長野県知事の「脱ダム宣言」に私は賛同します。 電源開発とか洪水対策などの理由はあるにせよ、ダム建設には膨大な建設費にからむ人間の欲望と利権争いがつきまとう。 平和で静かな山村がダム建設の話しが持ち上がると反対派、賛成派の住民同志の激しい抗争が必ず起きる。反対派を抱き込むために政治家にバラまかれる多額の運動費・接待費、補償金をめぐる争いなどは今も昔も政治家の利権に繋がる事ばかりようだ。 先祖代々の田畑家屋が荒らされ、人々の心を踏みにじり、乱した後にたたずむダム湖。その川面にはなにも無かったようにいつも静まり返っているのが唯一の救いなのだが。 |