第四日目 2004年6月3日(木)
第四日目(=最終日)は、午前中自由行動で、午後は済州市内観光と帰国の途である。
朝食 7:45〜
今日はホテルのレストランでの朝食である。
メニューは久しぶりのパンとコーヒー
市内散策 9:00〜
タクシーに乗って少しはなれたスーパーマーケットに行くか、昨夜見つけた「東門市場」を見るかで悩んだ。
と言うのは、午後の市内観光で「東門市場」も含まれていたからであるが、スーパーであれば10時の開店
で11時半にはホテルに戻ってこないといけないので、あまり時間がないと言う事で、近所ですぐに行ける
「東門市場」に行く事に決めた。この判断が後に大正解となるのである。
ホテル前の「観徳亭」を本日も一枚。右は「東門市場」の魚屋さん。一番手前の小魚は、私がいつも
釣りに行って悩まされる所謂「餌取り」である。小あじを釣るサビキ仕掛けを海に投入すると、仕掛けが
底に到達する前にこいつらに食われてしまい、肝心のアジが釣れなくなると言う厄介者である。
三重県では金魚と呼ばれるものだが、こちらでは結構そこいらの店で売られていた。美味しいのだろうか?
こちらは私がいつも本命で狙っているアオリイカである。今年はまだ釣り上げられていない。
右は「韓国カラー」一色のキムチ屋さん。
豚の頭やトン足もそのまま並べられている。立派で綺麗な太刀魚も並んでいる。
ここは開放的な野菜や果物が並べられているゾーン。生簀の活魚も活きが良い。
義母は「安い安い」と大喜びで、ゴマの葉やメンタイ(たらの干物)などをシコタマ買い込んでいた。
昼食 12:30〜
昼食は、海の近くのレストランで
メニューは焼太刀魚定食。本当に太刀魚の焼き物だけで少し淋しかったので、太刀魚の刺身があるか聞いて見ると
「あるよ」とのことで追加注文。2500円で少し高いかと思ったが、それはとても美味しいばかりか、我々4人でも食べきれなく、
お隣さんへも少しおすそ分けできるほどの量で、決して高くはなかった。刺身の画像も撮り忘れ。
市内観光 13:30〜
昼食のためにホテルから20分移動し、また市内観光のため20分の移動で戻ってきた
朝に訪れた「東門市場」を再訪。この時にはガイドさんに連れられて、駆け足で市場を駆け抜けた。
と言うことで、朝に訪れて買い物を済ませておいて大正解だったのである。
右はその後訪れた「自然史博物館」だが、ここは中に入ってお義父さんと一緒にソファーでじっとしていた。
キムチ屋ショッピング 15:20〜
市内から空港に向けて20分のキムチ屋さんに到着
とにかく言われるままに試食をしただけで何も買わず
街角で見かけた「お釈迦様誕生」を記念したモニュメント。
このモニュメントを見ると「お釈迦ちゃん」と言う感じだった。
済州国際空港 16:00〜
キムチ屋さんから10分で空港に到着
空港ターミナルビルとそこから見える漢拏山に別れを告げる
空の旅 18:25〜
ほぼ定刻どおり済州島を飛び立ち、帰国の途に着く
飛び立って1時間くらい経ったとき、機内が騒然となった。
その原因はこの綺麗な落日であった。
もう瀬戸内海上空に差し掛かろうかというあたりだったか。
今回の旅もまた、最後の落日まで快晴に恵まれた旅であった。
この旅を考え始めたとき、出発日を5月31日にしようか、6月21日に
しようかと大変悩んだが、梅雨の走りの方がまだましかと言う事で
5月31日に決定した。このページをまとめている本日がまさしく
6月21日であり、なんと台風6号の襲来の日でもあり、もしこの日に
決定していたらどういうことになっていたかと思うと・・・
実に幸運であったと改めて感謝すべきである。
済州島の感想としては、一言で大変好印象であったと思う。
天候が良かったのは幸運であるが、治安が大変良かった事、
食べ物に外れがなかったこと、風光明媚であったこと、文化・雰囲気
が適度に海外である事を感じさせつつも、大きな違和感がないこと、
ツアー内容が比較的ゆったりしていた事、ガイドさん、付き添いの
写真屋さんも親切にしてくれた事・・などなど、是非再訪してみたい
ところのひとつに加わった次第である。