9月17日スナップ

市内観光

朝の北京市街地風景。写真左端は、名物のトロリーバス。街を走る全てのバスの3分の1はトロリーバスと言う感じで、環境保護にはかなり貢献しているのだろう。そのせいか、街全体が排気ガス臭くないし、かなり古いバスも走っていて、日本はなんと贅沢で、このままでいいのかと考えてしまう。写真中央は銀行街の街並み。道路も広く、緑もふんだんである。右端の写真はとある交差点。休日の朝と言うことも有り、自転車も車も少ないが、自転車の割合は日本に比べてやはり多いようである。

 

前門でバスを降り、天安門広場から人民大会堂(左)を左に見て、天安門前まで歩く。右は天安門広場前の歩道と車道だが、その広大さと、見上げても電線が1本もなく、まさしく大空が仰げる。これは、感動モノです。

 

やっとこさ、天安門に着き、故宮博物院に入場。天安門をくぐると、また大きな端門が見える。


 前の端門をくぐると、午門がパノラマのように出現する。ちょっと強引なつなぎ写真ですが、こういうことがしたくなる光景です。

 

午門、大和門をくぐるとまたまたこんな広大な光景が目に飛び込む。正面が大和殿で左に弘義閣。

 

とにかく、こんな光景が次々に拡がる。名前が良くわかりません。

   

左は雲龍階石。紫禁城最大の石造物で20tあるらしい。右は皇極殿で珍宝館と呼ぶ宝物殿になっている。

   

宝物殿に入るには、入場券と左の写真の履物を買わなければならない。恐らく、床に傷をつけないようにするため?右の写真は内廷東側の通路。500m位あり、ここもまた感動モノです。

やっと北門(神武門)に到着。何度も言うが、とにかくダダッ広い公園を南北にツッ切るのは、思いきり歩こう会である。中国の歴史を勉強していると、更に面白かっただろうが、不勉強な私でも、スケールの大きさと、偉大な指導者と、それらを信じて疑わない人たちのパワーのすごさを痛感。 北門から昼食に向かうのだが、バスがなかなか来ない。バスを待つ間、扇子やチーフの売り子が寄ってくる。3枚1000日本円をことごとく無視していると、だんだん枚数が増え、8枚になったところで、ニコっと笑って「あと1枚」と言って手うち。本当の値段なんか?である。その間、家内も扇子を買った。どの売りものにも、蝶の髪飾りが12個も付いていて、それだけでも36個も溜まってしまった。やっと来たバスで昼食へ。ここはなかなかうまかった。最後に石の茶器の販売があり、同行者がが散々粘ったが23000円が13000円で、10000円には届かず。私も誘われたが断った。一万円になっていたら買ったかも。

 

昼食で散々お茶を飲んで、また景山公園にある茶専門店に行った。いろんなお茶を入れてもらい試飲した後売店へ。いつものパターンである。私も土産はお茶にした。

  

屋台市場の秀水市場。時間が30分程度しかとれず、ゆっくり見られなかった。値切ると半額から3分の1くらいにまではなるが、最初の値段がかなり高いので、結局高い買い物になる。それと、店に入ると絶対放してくれない。後で来るといっても、数字の入っていない電卓を渡され、自分で数字を入れろと言う。思い切り安いのを入れると、電卓を取り上げ、売りたい値段を入れてくる。訳のわからないやり取りだ。

それからいざ天壇へ。ここは、故宮よりまだ広くて、どれだけ歩くのか心配だったが、最短コースの選択でほっとした。でも、30分は歩いただろうか。ここも広いが、見るところが集中していた。

 予定も終わり、早めに帰れるかと思いきや、もう一箇所美術館に行くらしい。美術館はもう閉館だが、付属している土産屋さんに行く。旅行会社としては、これだけが目的なのだろう。そしてやっと本当の最後。北京ダックの夕食。ここもまあまあであった。
<少し不愉快なお話>夕食後、少し買い物をして外にでると、あたりは暗く、いきなり若い男が数人寄ってきて、「扇子10本千円」である。要らないと言うが15本千円という。それならと千円を出すと、素早く千円をポケットにしまうや、15本なら二千円と言い、商品を引きかえそうとするが返さず、なんとか10本をせしめてきた。絶対弱気になってはだめだ。その時後ろで、「やめてよ!」と叫び声が聞こえ、暫くしてメンバーの若い女性が泣きながらバスに入ってきた。どうも先ほどの連中に悪戯されたようだ。可愛そうだが、どうしようもない。こう言ったことを目の当たりにすると、どうしても国ごとそう言った目で見てしまう。また、観光客が使うようなレストランの出口が、こんなに物騒なのも考えものだ。ホテルに20時過ぎ帰って、少し荷物の整理や、昨日買った桃を食べたりした。フルーツナイフがなく、昨夜使ったひげ剃りで皮をそぎながら食べた。もし、中国で桃を食べるつもりなら、小さなフルーツナイフを持ってゆくようにお薦めする。味は桃だが、食感は林檎に近い。明日は4:50起床、帰国の途につく。

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