第1日目 2002年8月18日
第1日目は、韓国までの移動と慶州のコーロンホテルまでの移動のみである。
*小さい画像はクリックすると大画像が表示されます
自宅(JR南草津)〜関西空港
この移動には「とにかく安く上げんがため」に回数券の活用を考えた。
とりあえず草津LTY932地下にある格安チケットショップに出向いて店員さんに聞いてみた。
結果的に下記の3枚の回数券の組み合わせで行け、かつ特急「はるか」にも、
特急料金(必要なら指定席料金も)さえ支払えば乗車できる事が判った。
JR南草津〜京都 | 往復とも回数券のばら売りを購入。 |
JR京都〜大阪 | 往路は日曜日なので、昼特回数券を、復路は平日夜なので普通回数券をそれぞれバラで購入。 |
JR大阪〜関西空港 | 往復とも回数券のばら売りを購入。 |
関西国際空港
もう一つ海外旅行の傷害保険である。我が家はDCカードの普通会員であるが、
ゴールド会員になればそれがついてくることが判明した。年会費が一万円程度
かかるが、普通に傷害保険に入っても二人で一万円くらいかかり、年に1回
頑張って行けば元は取れる勘定である。更に、関西空港などのメンバー向け
待合室も無料で利用できるなどの特典も付いているのでお得かも。
今回早速利用して見た。↓
ソフトドリンクも無料
集合場所には指定時刻丁度に到着。同じツアーメンバーらしき人が何人か
到着していた。どうも今回のツアーは20名くらいらしい。荷物をチェックインし
出国手続きを済ませて、私用のタバコや親戚の土産に口紅などを買い込んで
メンバーズラウンジ六甲へ。無料のコーヒーを飲みながらくつろいだ後、
13:20位には出発ゲート12に向かって待つことにした。
韓国金海国際空港
関空から金海空港までは1時間20分程度であっという間だ。なんとこの間に
機内食が出た。この時間帯では?食なのか?メニューは日本そば、サンドイッチ、
マカロニサラダなど、なんともどちら付かずのメニューで難解である。前に韓国に
行った親戚から「機内食はサンドイッチ程度」と聞いており、搭乗前に軽くうどんと
おにぎりで腹ごしらえしていたので、少しこのメニューはヘビーであった。その親戚
はどうもコリアン・エアーだったのではなかろうか?
またこの滞空時間の短い間にスチュアーデスさん達も大忙しである。
バスの中からの金海空港ターミナルビル
空港の入国手続きの前に、初めて乗ったアシアナ空港機を撮影しようとしたら、
警備員から「ダメ」と言うポーズをされてしまった。機材はA213-??だったかな?
結構綺麗な機材で快適であった。また、スチュアーデスさんの対応も大変良く
シンガポール航空の次に好きな航空会社となった。
ちなみに韓国ウォンへの交換は、ガイドが準備していたのでそれで済ませる。
10,000円が97,000ウォンで、ホテル(95,000ウォン程度)などで
交換するより率が良かった。それから、韓国の免税店は勿論のこと、殆どの
店で日本円も使えるので、あまり多く交換する必要は無い。
奇遇!
今回も私と家内の二人で参加した。私と家内は同じ職場で働いていた事もあり
共通の知人も多い。関西空港で夫婦連れのメンバーが居られ「あの人はNさん
に似ていないか」と話していた。金海空港での点呼で「Nさん居られますか?」
とガイドが叫んだので、「ああっ!やっぱり」と二人で驚き、挨拶をし合った。
なんと、二十数年ぶりの再開である。会おうと思っても中々会えないのに、
なんとこんな奇遇もあるものだと感心した。三十年近く前にヨーロッパ旅行を
した時にも、高校時代の同級生がツアーメンバーに居たという経験もしている。
金海国際空港〜慶州へ
空港から専用バスで一路慶州に向かう。高速道路の移動で、下の画像は
そのサービスエリアなどの風景である。
サービスエリア風景。トラックの荷台に商品を並べての屋台もある。
今回お世話になるツアー専用バス(←)。→は慶州の料金所風景。
夕食〜ホテルへ
夕食はカルビ焼肉。このツアーの楽しみの一つであったが、大きく期待ハズレ
であった。肉の脂身が多すぎて、肉の旨みが殆ど無かった。尤も腹もあまり
減っていなかったことも災いしていた。
レストラン「東洋會館」入口と焼肉風景。係員が軽妙に炭火の入った入れ物
を運んできて座っている客の肩越しにアミの下にセットするが、実に危なっかしい。
ビールは4,000ウォンでウーロン茶が3,000ウォン。缶コーヒーが600ウォン
程度と比較すると、このウーロン茶はぼったくりに近いものがある。
レストラン近くにはこう言った小山のような古墳が散在する。
やっとのことでホテルに到着。
左はホテルのエントランス。右はホテル内の土産店。
この土産店であるが、少し様子をみてみようと訪れたが、売り子さんが誰も居ない。
やたらチゲ鍋のような匂いが店からホテルのロビーまで漂っている。店の陳列棚
から中を覗き込むと、売り子さんらしき女性3人と子供が鍋をつつきあってお食事中
らしい。我々を見つけて慌てて一人飛び出してきて、「これいかがですか」とまとわり
つき始めた。結局何も買わずに、お食事中に申し訳ないことをした。
部屋の方は、今回はこだわっていないので、それなりの部屋である。ただ向かいの
部屋から子犬らしき鳴き声が聞こえてくるのが少し気になった。
ホテル備え付けの絵葉書
このホテルには温泉があり、大浴場も備えている。海外旅行で大浴場に入るのは
初めてである。ガイドさんによれば、風呂は深夜まで入れるようだが、20時ごろから
掃除をはじめるそうなので、早めに入るようにと言われた。女性浴場にはアカスリ
の人が居て、かかり湯だけで入浴しようとして注意されたらしい。韓国では浴槽に
入る前にしっかりシャワーを浴びるのがマナーだそうだ。良く考えれば一理ある。
男性浴場には入浴客以外は誰も居らず、かかり湯だけで入浴した私は顰蹙を
買っていたのかもしれない。入浴後、少し外に出てみると、すごく涼しくてすぐに
部屋に戻った。このホテルは山の中(仏国寺のすぐ近く)にあり、外出しても何も
なさそうで、部屋で少しTVを見て就寝した。