2003年12月12日〜15日にかけて、いつものごとくの格安ツアーでマレーシアを訪問した。
旅行自体は夫婦共々の共通の趣味でもあるが、前回の台湾もそうであたが、鉄道趣味の
私を気遣って家内がこの「マレーシア鉄道の旅」が含まれている企画を選んでくれた。
と言うことで、ツアー全体の一行程を鉄道で移動するだけなので、内容についてはごく希薄
なものであるが、少しでもマレーシア鉄道の雰囲気を味わっていただければ幸いである。
*最大画面でご覧ください。
2003年12月14日(日)
マレーシア鉄道の旅 13:05〜15:50
ツアーの3日目の行程にマラッカ観光が含まれており、クアラルンプール→マラッカはバス移動で、
その帰路に鉄道を利用すると言う企画であった。今回の旅の目玉のひとつで、鉄道ファンの
私にとって大きな楽しみでもあった。
オレンジ色の点線部分が今回の移動ルート。マラッカは海沿いの街で、鉄道は山手を走っており、
最寄のタンピン駅まではバスで1時間もかかった。
13:05にマラッカの最寄り駅「タンピン駅」に到着。待合室にはマレー鉄道を真ん中にあしらった大きな絵がかけられていた。
「タンピン駅」構内風景。何か作業車両らしきものが保存されていた。マレーシア産で有名な錫の原石運搬作業用かも?
数両のタンク車が留置されていた。左に見える貯蔵タンクとの関係?こちらはクアラルンプール向き。
刺激的な鉄道事故防止啓蒙ポスター
シンガポール行きの列車が進入
この先がシンガポールである。こちらのホームから線路に降りて列車に飛び乗る乗客。
こちらのホームの人と別れを惜しむ乗客。そのうちに20分遅れで我々が乗車するクアラルンプール行きが進入。
前に元国鉄マン(同じツアーメンバー)も撮影しておられ、後ろの私にはこんな画像しか撮れなかった。
ビュフェ車両には売店とちょっとしたビュフェ席が。
車窓風景
少しばかり車窓の風景をデジカメの動画で撮影した。我ながらつまらない画像だと思うが、お暇な方はどうぞ。
そうこうする内にKLタワーとペトロナスタワーが遠くに見えてきた。
KLセントラル駅到着 15:50〜16:15
まだまだ真新しいKLセントラル駅に定刻より10分も早く到着。
時刻表で2時間18分のところを1時間45分と、30分以上も短縮して走り抜けたことになる。
一体どういうダイヤ調整をしているのだろうか?それほど過密ダイヤでもないのか?
この駅は地下ホームである。すべての案内板には「空港行き特急電車」などの日本語表記もある。
真新しいコンコースは大変気持が良い
天井を見上げると関西空港を思わせる。階上のガラス張りの向こうはKLモノレールの乗降場。右は新駅開業の垂れ幕か。
CATなので、ここでチェックインや手荷物預けなども可能。