1969年〜1970年
当時は京都発柘植行きなどのように、東海道線から草津線への直通
乗り入れ列車が1日数本運行されていた。これらの列車は、
草津駅6番線(下図上部)に入線し、草津線へは東海道を横断して
草津線に入ってゆくようになっていた。そこで東海道線のダイヤ
緩和のために、東海道線を跨ぐように新線が建設され、1970年に開通している。
その前後の風景を紹介します。
新線開通前
1969年5月18日 C5851+D51牽引の普通列車 草津線・草津・手原間
東海道線分岐あたりの旧線(上図@)を走っている。
C58の後方右側に伸びるガードが工事中の新線である。
この日もD51を従えた重連運行となっていた。
新線開通後
撮影場所は前々画像より少し草津駅寄りだが、このまま
東海道線を渡ることなく新線のガードに上ってゆく。またまた重連である。
列車はC58353+D51の牽く草津線普通列車。1970年頃撮影。
煙を残してガードを上ってゆく。1970年頃撮影。
そして私のお気に入りスポットの大築堤を走り、柘植を目指す。1970年頃撮影。
前画像とは逆で、草津に向かうD51貨物列車。1970年頃撮影。
この先で新幹線と交差し、その辺で旧線とも合流している。
旧線遺構
1970年11月22日撮影
新線を行く列車と残された旧線レール
もう草生した旧線レール
前2画像とも草津給炭水場近辺
2002年10月20日に訪れてみたが、場所がどうもはっきりしない。
どうもこの道路が旧線跡だと思われる。
<改訂履歴>
2003/6/8 新装オープン