久しぶりに昔の仲間、おっさん6人で旅行に出かけた。ツアー内容は、私・幹事の
独断で「鉄道で行く萩・津和野」と言う企画を選び、ちゃっかり私がまだ未体験で
あるSLやまぐち号を絡ませることに成功したのである。しかし、行きは「ひかり
レールスター」で福山まで行き、錦帯橋、秋吉台などの観光、翌日は帰路に
「萩・津和野号」と「SLやまぐち号」を乗り継ぎ、新山口から「のぞみ」で帰るという
ツアー内容でなんと大阪から”29,800円”とは、旅行も安くなったものである。
津和野駅で発車準備をするSLやまぐち号
ひかりレールスター349号を待つ間に、懐かしの0系こだま号を見送る。もっとまともに写したかったが、
ツアー仲間の手前あまり派手にも動けない。そうするうちに我々の乗るひかりレールスター349号がやってきた。
これも私は初めての乗車だが、2X2の座席配列で、ゆったりしていて快適だった。
一夜明けて本日(23日)は、鉄道三昧を味わいながらの帰路につく。
「萩・津和野号」の発車する東萩駅。駅前には鉄道の父・井上勝の説明書きがあった。
東萩駅構内風景。跨線橋がいい味出してます。左は下関方面で右は益田方面向き。
東萩駅11:05発、特急「いそかぜ」がやってきた。これは181系ですね。
いよいよ楽しみの一つ、「萩・津和野号」の旅である
到着した我々の乗る「萩・津和野号」。機関車はDE101152で、益田までは推進運転で、益田駅からは牽引運転になる。
車内は重厚な造作で、シートも大きく足元ゆったりで実に快適であった。右はパノラマ車。まるで走る温室である。
もう津和野に到着。左はパノラマ車の外観。右は停車していた特急「スーパーおき」。これは187系らしいですね。
津和野駅風景。左にはやまぐち号の客車が留置。
「萩・津和野号」から津和野到着直前に待機しているC571を見つけ、私とメンバーのもう一人は
津和野市内散策時間をまるまるC571取材時間に充てることにした。
津和野駅よりトコトコ歩いて駐泊所へ。まずはご挨拶のワンショットの後、係員さんの了解を得て接近撮影。
区札は小郡の「郡」でしょうね。砲金製ではないけど、薄板貼りですね。
現役時代にはこんなアングルは滅多に撮りませんでしたが・・・
先輪は4つともC5716のものだった。
アップで一枚
やがて蒸気も噴き出し、点検作業も入念に行われ始めた。そろそろ移動だろうと思うと、係員さんに「離れてください」と声をかけられた。
萩から乗ってきた「萩・津和野号」が引き上げてゆく。
少し離れたところに移動して、デジカメの望遠で回転風景を撮影。デジカメの望遠には自信が無かったが、なんとか見られる。
そして目の前を津和野駅に向って走ってゆく
我々もC57を追うように津和野駅に戻る。駅員さんに「ホームに入れてくれと」言った、まだ機関車は無いよと言われた。
しからばと思い、煙の上がっている方に歩いてみると、丁度客車を連結するところに間に合った。
いよいよ発車時間も近づき、ホーム内へ
やまぐち号、最後尾。新山口向きは、末尾が展望車でないのですね。右は見向きもされないDCも一枚。
準備万端のやまぐち号。家族連れの記念撮影も。
仕業準備に余念が無い。右は我々の乗る欧風車両。
左は一つ前の車両で?風?右が欧風車両内部。先の「萩・津和野号」より狭苦しい。
各駅ともレトロ調になっている駅標。木枠の窓越しの風景も懐かしい。
展望車は煙が入るので閉鎖されていた。
篠目駅の3分停車を狙って先頭まで駆け寄るが、この画像を撮影後すぐに「発車しま〜す」の車掌の声が。
慌てて座席まで走って戻る。
最後の列車
これまた懐かしい100系新幹線。帰りののぞみ28号は500系だった。右に映っている手前の女の子が遠くに
見え始めた車両を見て「あっ、500系だよ」と叫んで、しばらくして目を凝らすとたしかにそうであった。お見事、鉄娘!
2004年6月26日 新規オープン