漁港や波止での釣り
注意事項
私は、筏と波止や漁港で釣りを楽しんでいます。特に波止や漁港に行ったときの釣り人のマナーの悪さには、閉口します。タバコの吸殻や、空き缶・空き瓶、食べ物の器、釣り糸やえさ容器などが散乱しているのをよく見かけます。釣り人と漁業関係の方たちとのトラブルで、立ち入り禁止になったとか、漁港や波止の照明が消されたと言う話をよく耳にします。そういうことを聞いたり、見たりすると、同じ釣り人として情けない思いがこみ上げてきます。
そこで、ここでは、漁港や波止での釣りの注意事項を、福井県和田漁港を例にとって紹介しておきます。皆さん、マナーを守って楽しい釣りがいつまでもできるように気をつけましょう。
<漁港は漁業関係者の神聖なるお仕事の場です>
上図A地点あたりは、漁業関係者の方が使われる作業台などがありますが、その上に荷物置いたり、その他のそこにある施設を、むやみに使ったりしないようにしましょう。あなたの職場がそんな使われ方をしたらどうします?
<自分のゴミは自分で始末>
これは、釣り場だけの話ではありませんが、いつまでも釣りを楽しみたければ、自分でそういう環境を守ろうではありませんか。
<お仕事の邪魔をしないように>
上図A、B地点や屋根の左側あたりは、早朝から午前中は漁船の出入りが多いです。そんな時は、言われるまでもなく岸壁に出している竿などを引っ込めたり、事前に場所移動しておきましょう。また、航路筋への投げ込みは、仕掛けを切られても仕方がないと考えるべきです。
<漁業関係者とは仲良く>
漁業関係者の方がそこに居られる場合は、挨拶は勿論のこと、その場を釣り場にする時は、「使わせてください」の一言をかけるように心がけましょう。特に、和田漁港の方々は愛想が良く、時によっては状況を教えてくれたりします。
<勿論釣り仲間同士も仲良く>
・ 私は「釣り場は先着優先」だと思っています。たとえ釣り場が空いていても、隣におられる方に挨拶と「ここに入らせていただきます」と声をかけるようにしています。また、狭い隙間に割り込むのは止めましょう。
・ 隣人との仕掛けのおマツリは、お互いの時間の無駄です。特に食いの時アイには、邪魔された方はかなりの迷惑です。自分の仕掛けが隣人の邪魔になっていないかは、絶えず注意を払いましょう。
・ また、ヒマな時などは隣人によく話し掛けたりします(ひょっとして迷惑がられているかも?)。隣が釣り上げられたら「タナはどれくらいですか?」とか「エサは何ですか?」とか言ったように、釣りはその場の生の情報が釣果を左右します。
・ 私は、数え切れないほどそう言った中から大切な情報を頂いて、10/14のヒラメのように何度も楽しい思いをさせていただいてます。ほんの少しのことですが、それだけでもお互い快適な釣りが数倍楽しめるのではないでしょうか。
まだまだ、いっぱいありますが、とにかく自分が楽しい釣りをするために、自分が相手の立場にたって、嫌だと思うことは絶対にしないように心がけるようにして欲しいものです。