11月7日 ニューヨーク・企業訪問
今日は、3つのベンチャー企業を訪問する予定。訪問前は「どんな意見交換の場になるか」、「先方に失礼はないか」等など、期待と不安が交錯していたが、終ってみると先方の会社の気配りにより、非常に気持ちよく、充実した時間を過ごすことができた。
まず最初は、デジタル著作権を手がけるR社。全米の印刷関係をターゲットに、かなりのシェアを取っている。相手をしてくれた副社長は、前日までオーストラリア、中国を廻り、帰国したばかりだった。とにかく、ビジネスのポイントと見通しの明確さ、アクティブな姿勢に驚いた。 |
ダウンタウンSOHO地区にあるT社を訪問。ここは、手前の女性が会社の業務内容やビジョンなどを話してくれた。社長は横でそのやり取りを聞いている。彼女の出身は韓国だそうだ。話し方や、こちらからの質問に対する答え方など、実に優秀な技術者のように見えた。 |
T社のオフィス内部。はっきり言って、ビルは古いのだが、中はご覧のとおり実にきれいで、快適な環境に改造されている。このパターンがNYでトレンディで、こうしないと人材が集められないそうだ。 |
T社の受付風景。カメラを向けると、愛想を振り撒いてくれた。実に明るいムードである。 |
今夜は、先のR社副社長との会食。実に見事なアメリカン・ステーキである。グランド・セントラル駅にある、マイケル・ジョーダンのレストラン。駅の構内では、丁度大統領選挙投票日で、大勢の人が集まり「ゴア」の連呼をしていた。 |
ホテルの部屋で、バスのお湯を溢れさせてしまった。夜中にホテルマンが来て、「下で水漏れがあるので調べる」と言ってきて、見ていったが、Sorryと言って出て行った。多少の賠償は覚悟していたが、何ともなくほっとした。 |
訪問したどこの会社でも感じた事だが、日本の訳のわからない会社からの訪問を、実に寛大に受け入れてくれ、かなりの時間を割いてくれる懐の深さも感じた。